はじめに
共働きで毎日忙しくしていると、「もう少し家事の時間を減らせたらいいのに」と思うことはありませんか?
仕事から帰ってきて、夕食を作り、食器を洗い、洗濯をして、掃除をして……。
やることが多いと、気がつけば子どもと過ごす時間や、自分がゆっくりする時間がほとんどなくなってしまうこともあります。
そんなときに頼りになるのが、家事を自動化・時短してくれる家電です。
もちろん、時短家電を購入したからといって、すべての家事がなくなるわけではありません。
それでも、毎日繰り返している家事を一つでも機械に任せることができれば、少しずつ自由な時間を増やすことができます。
この記事では、共働き家庭の家事負担を減らしてくれる時短家電を7つ紹介します。
「高い家電を買えばいい」というわけではなく、自分の家庭で特に負担になっている家事を見つけ、それを減らせる家電を選ぶことがポイントです。
共働き家庭に時短家電がおすすめな理由
共働き家庭の場合、家事をする時間そのものが限られています。
仕事が終わってから家事をするとなると、夕食やお風呂、子どもの寝かしつけなど、時間が決まっていることも多いでしょう。
そのため、「家事をもっと頑張る」のではなく、そもそも家事にかかる時間を減らすという考え方が大切です。
例えば、
- 食器洗いを食洗機に任せる
- 洗濯物を干す作業を乾燥機に任せる
- 床掃除をロボット掃除機に任せる
- 料理の下ごしらえを調理家電に任せる
といった方法があります。
一つひとつは数十分程度の短縮でも、毎日続けば大きな違いになります。
特に子育て中は、予定通りに家事を進められないことも少なくありません。
子どもが泣いたり、抱っこを求めたり、急に予定が入ったりすることもあります。
だからこそ、「自分がやらなくてもいい家事」を増やしておくことは、忙しい家庭にとって大きな助けになります。
おすすめ時短家電7選
食洗機
1.食洗機
まずおすすめしたいのが、食洗機です。
食後の食器洗いは、一見するとそれほど時間がかからない家事に思えるかもしれません。
しかし、毎日必ず発生する家事だからこそ、積み重なると大きな負担になります。
食洗機があれば、食事が終わった後に食器を庫内へ入れて、洗剤をセットして運転するだけ。
洗浄からすすぎ、機種によっては乾燥まで任せることができます。
特に便利なのが、夕食後の時間です。
食器を食洗機に入れてしまえば、その間に子どものお風呂や寝かしつけをしたり、翌日の準備をしたりできます。
食洗機のメリット
- 食器洗いの時間を減らせる
- 手洗いの負担が減る
- 高温のお湯で洗える
- 乾燥まで任せられる機種がある
- 食後の時間に余裕ができる
一方で、食器を入れる作業やフィルターなどのお手入れは必要です。
また、すべての食器や調理器具が食洗機に対応しているわけではありません。
そのため、購入前には容量や庫内の形、洗える食器の種類などを確認しておきましょう。
筆者は子育て中の夕食後の洗い物がどうしてもできませんでした・・・
ドラム式洗濯乾燥機
2.ドラム式洗濯乾燥機
洗濯物を「洗う」だけでなく、乾燥まで任せられるのがドラム式洗濯乾燥機の大きな魅力です。
洗濯そのものよりも、「洗濯物を干す」という作業が負担になっている家庭は多いのではないでしょうか。
洗濯機を回した後、
- 洗濯物を取り出す
- ハンガーなどに干す
- ベランダなどへ運ぶ
- 乾いたら取り込む
- 畳む
- 収納する
という作業があります。
乾燥機能を使えば、このうち「干す・取り込む」という作業を大幅に減らせます。
雨の日や花粉の季節でも、天候を気にせず洗濯できるのもメリットです。
ドラム式洗濯乾燥機のメリット
- 洗濯物を干す時間を減らせる
- 天候に左右されにくい
- 夜に洗濯して乾燥までできる
- 洗濯物を干す場所を減らせる
- 洗濯に対する心理的な負担が減る
ただし、本体価格が高く、設置スペースも必要です。
また、乾燥容量と洗濯容量が異なる機種もあるため、家族の洗濯量に合ったものを選ぶことが重要です。
ロボット掃除機
3.ロボット掃除機
「掃除機をかける時間がない」という家庭におすすめなのが、ロボット掃除機です。
ロボット掃除機の最大のメリットは、自分が掃除機を持って部屋を歩き回らなくても掃除できること。
外出中や別の家事をしている間に、床掃除を任せることができます。
最近のモデルには、部屋の間取りを把握して効率的に掃除する機能や、障害物を避ける機能、自動でゴミを収集する機能などを搭載したものもあります。
さらに、吸引だけでなく水拭きまでできるモデルもあります。
ロボット掃除機のメリット
- 掃除機をかける時間を減らせる
- 外出中にも掃除できる
- 毎日掃除しやすい
- 水拭きまでできる機種がある
- 家族が帰宅したときに床をきれいにしておける
ただし、ロボット掃除機が動きやすいように、床に物を置かないことも大切です。
子どもがいる家庭では、おもちゃやコード類などを片付けてから運転する必要があります。
つまり、「掃除が完全になくなる」のではなく、「掃除機をかける作業を減らす家電」と考えると分かりやすいでしょう。
子どものおもちゃが床に散らばるので、使う前の片付けができれば、あとはお任せ。
電気圧力鍋・自動調理鍋
4.電気圧力鍋・自動調理鍋
忙しい家庭にとって、毎日の料理も大きな負担です。
料理の場合、実際に調理している時間だけでなく、
- 献立を考える
- 食材を切る
- 調味料を計る
- 火加減を見る
- 洗い物をする
など、さまざまな作業があります。
電気圧力鍋や自動調理鍋は、材料と調味料を入れて設定することで、加熱調理を自動で行ってくれるタイプの家電です。
料理によっては、調理中にキッチンから離れられるのが大きなメリットです。
例えば煮込み料理を作る場合、鍋の前で火加減を見続ける必要がなくなるだけでも、かなり気持ちがラクになります。
こんな料理に便利
- カレー
- シチュー
- 煮物
- スープ
- 肉料理
- 煮込み料理
ただし、材料を切るなどの下準備まで完全になくなるわけではありません。
「料理をゼロにする家電」ではなく、調理中の手間を減らす家電と考えるとよいでしょう。
乾燥機
5.乾燥機
洗濯機を買い替えるほどではないけれど、「干す作業を減らしたい」という家庭なら、衣類乾燥機も選択肢になります。
洗濯機とは別に乾燥機を設置することで、洗濯と乾燥を分けて行うことができます。
洗濯物が多い家庭では、洗濯機を回している間に別の洗濯物を乾燥させるなど、効率よく使える場合もあります。
特に、
- タオルが多い
- 子どもの着替えが多い
- 毎日洗濯する
- 雨の日でも洗濯したい
という家庭とは相性が良いでしょう。
一方で、設置場所が必要になるため、購入前にスペースを確認する必要があります。
布団乾燥機
6.布団乾燥機
意外と便利なのが布団乾燥機です。
布団を外に干す作業は、天気や時間帯にも左右されます。
布団乾燥機なら、室内で布団を乾燥させることができます。
寒い季節には、寝る前に布団を温める目的でも使えます。
また、布団を持ち運んでベランダまで干す必要がないため、重い布団を扱う負担も減らせます。
布団乾燥機のメリット
- 外干しの手間を減らせる
- 天候を気にしなくてよい
- 寝る前の布団を温められる
- 重い布団を運ぶ必要がない
毎日の家事を劇的に減らす家電ではありませんが、「布団を干さなければ」という負担を減らしてくれる家電です。
コードレス掃除機
7.コードレス掃除機
最後はコードレス掃除機です。
「ロボット掃除機を置くほどではないけれど、ちょっとした汚れをすぐ掃除したい」という家庭に向いています。
子どもがいると、
- 食べこぼし
- お菓子のカス
- 髪の毛
- 砂やホコリ
など、ちょっとした汚れが気になることがあります。
そんなとき、コードをコンセントに差して掃除機を準備するより、サッと取り出して使えるコードレス掃除機のほうが手軽です。
コードレス掃除機のメリット
- すぐ使える
- コードを気にしなくてよい
- 食べこぼしをすぐ掃除できる
- 階段や車内にも使いやすい
- ロボット掃除機との併用にも向いている
ロボット掃除機が「家全体の掃除」を担当し、コードレス掃除機が「ちょっとした汚れ」を担当する、という使い分けもおすすめです。
7つの時短家電を比較してみた
7つの時短家電を比較してまとめました。
| 時短家電 | 主に減らせる家事 | おすすめの家庭 |
| 食洗機 | 食器洗い | 共働き・子育て世帯 |
| ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯物を干す | 洗濯物が多い家庭 |
| ロボット掃除機 | 床掃除 | 掃除時間を減らしたい家庭 |
| 電気圧力鍋・自動調理鍋 | 調理 | 料理時間を減らしたい家庭 |
| 衣類乾燥機 | 洗濯物を干す | 洗濯量が多い家庭 |
| 布団乾燥機 | 布団を干す | 外干しの負担を減らしたい家庭 |
| コードレス掃除機 | ちょこっと掃除 | 子育て家庭・ペット家庭 |
時短家電は「全部買う」必要はない
時短家電は「全部買う」必要はない
ここまで7つ紹介しましたが、もちろん全部そろえる必要はありません。
大切なのは、自分の家庭で一番負担になっている家事を見つけることです。
例えば、
「食器洗いが嫌い」なら食洗機。
「洗濯物を干すのが嫌い」ならドラム式洗濯乾燥機や衣類乾燥機。
「毎日の掃除が負担」ならロボット掃除機。
「料理に時間を取られる」なら電気圧力鍋や自動調理鍋。
というように、「一番嫌な家事」から時短すると、満足度を感じやすくなります。
高価な家電を何となく購入するのではなく、「この家電によって何分・何時間の家事を減らしたいのか」を考えてみるのもおすすめです。
時短家電を選ぶときの注意点
時短家電を選ぶときの注意点
時短家電は便利ですが、購入すれば必ず家事がゼロになるわけではありません。
例えば食洗機なら食器を入れる作業やお手入れがあります。
ロボット掃除機なら床の片付けが必要です。
ドラム式洗濯乾燥機ならフィルターなどのお手入れがあります。
そのため、商品を選ぶときには「機能が多いか」だけではなく、
自分がその家電を無理なく使い続けられるか
という視点も重要です。
本体価格が安くても、使うたびに面倒だと感じる家電なら、結局使わなくなってしまうかもしれません。
反対に、多少高価でも毎日使えて、家事の負担を減らしてくれるなら、満足度の高い買い物になる可能性があります。
時短家電で増やしたいのは「時間」だけじゃない
時短家電で増やしたいのは「時間」だけじゃない
時短家電を購入する目的は、単純に家事の時間を短くすることだけではありません。
家事が早く終われば、
- 子どもと遊ぶ
- 家族で話す
- 趣味を楽しむ
- ゆっくりお風呂に入る
- 早く寝る
- 何もしない時間を作る
といったことにも時間を使えます。
共働き家庭では、仕事・家事・育児をすべて完璧にこなそうとすると、どうしても時間が足りなくなります。
だからこそ、家電に任せられることは家電に任せてしまう。
「家事をサボる」のではなく、「家事のやり方を変える」と考えてみるのも一つの方法です。
家事を減らして、今しかない子どもと過ごす時間を増やしたいです。
まとめ
時短家電で家族との時間を増やそう
共働き家庭におすすめしたい時短家電を7つ紹介しました。
- 食洗機
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- 電気圧力鍋・自動調理鍋
- 衣類乾燥機
- 布団乾燥機
- コードレス掃除機
時短家電は、家事そのものを完全になくしてくれるものではありません。
しかし、毎日繰り返している家事の一部を機械に任せることで、少しずつ自分たちの時間を取り戻すことができます。
特に共働きで子育てをしている家庭にとっては、10分、20分の積み重ねが大きな違いになることもあります。
家族と過ごす時間を増やしたい。
仕事が終わった後くらいは、少しゆっくりしたい。
そんな家庭こそ、「頑張って家事をする」のではなく、家電に頼って家事を減らすという選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか。
高価な家電を一度に全部そろえる必要はありません。
まずは、今一番「面倒だな」「時間がかかるな」と感じている家事を一つ選び、その家事を減らしてくれる家電から検討してみるのがおすすめです。
