雨の日や梅雨の時期、冬場など、洗濯物を部屋干しする機会は意外と多いものです。
そんなときに気になるのが、洗濯物から漂ってくる嫌な臭い。
「洗濯したばかりなのに臭う」
「部屋干しすると生乾き臭がする」
「何度洗ってもタオルが臭い」
そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に子育て中は洗濯物の量が増えやすく、天気が悪くても洗濯をしなければならないことがあります。
そこで今回は、部屋干しで嫌な臭いが発生する原因と、今日からできる対策を紹介します。
洗濯物を早く乾かす方法や、部屋干しに便利なアイテムについてもまとめました。
部屋干しの臭いの主な原因は「菌」
部屋干しした洗濯物から漂う、あの独特な臭い。
その主な原因のひとつが、洗濯物に残った汚れを栄養にして増殖する微生物です。
洗濯物が濡れている時間が長くなるほど、菌が増殖しやすくなります。
つまり、
「洗濯物がなかなか乾かない」
ことが、生乾き臭につながる大きな原因になります。
そのため、部屋干しの臭い対策では、
「いかに早く乾かすか」
が重要です。
部屋干しの臭い対策7選
ここからは、家庭でできる具体的な対策を紹介します。
① 洗濯が終わったらすぐに干す
まず大切なのは、洗濯が終わったまま洗濯機の中に放置しないことです。
洗濯終了後の洗濯槽の中は、湿度が高くなっています。
その状態で洗濯物を長時間放置すると、臭いの原因となる菌が増えやすくなります。
洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯機から取り出して干しましょう。
「あとで干そう」と思って、そのまま家事や育児をしていると、気づいたらかなり時間が経っていることもあります。
忙しい家庭では、洗濯機の予約機能などを利用して、干せる時間に洗濯が終わるようにするのもおすすめです。
② 洗濯物同士の間隔を空ける
洗濯物をぎゅうぎゅうに詰めて干すと、風が通りにくくなります。
風が通らないと乾燥に時間がかかり、結果として臭いの原因にもなります。
部屋干しするときは、洗濯物同士の間にできるだけ隙間を作りましょう。
特に、
- バスタオル
- パーカー
- 厚手のズボン
- トレーナー
などは乾きにくいため、できるだけ広げて干すことがポイントです。
③ サーキュレーターや扇風機で風を当てる
部屋干しでは、空気を動かすことも重要です。
サーキュレーターや扇風機を洗濯物に向けて使用すると、洗濯物の周囲にたまった湿った空気を動かすことができます。
ポイントは、単純に風を強く当てるだけではなく、
洗濯物全体に風が当たるようにすること。
洗濯物の下側や中央部分など、乾きにくい場所にも風が届くようにすると効率的です。
サーキュレーターは比較的コンパクトなため、部屋干し用として一台用意しておくと便利です。
④ 除湿機を使う
部屋干しの強い味方が除湿機です。
洗濯物から蒸発した水分を部屋の空気中から取り除くことで、乾燥をサポートします。
特に梅雨や夏場など、湿度が高い時期には活躍します。
「部屋干しする場所が決まっている」という家庭なら、洗濯物を干すスペースに除湿機を置く方法もおすすめです。
ただし、除湿機にはさまざまなタイプがあり、使用環境によって向き不向きがあります。
購入する場合は、部屋の広さや使用する季節なども確認しましょう。
⑤ 洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎるのも、臭いの原因になることがあります。
洗濯物が多すぎると、洗剤や水が衣類全体に行き渡りにくくなり、汚れが十分に落ちない可能性があります。
また、すすぎが不十分になると洗剤などが衣類に残りやすくなることもあります。
一度に大量の洗濯物を洗いたくなる気持ちは分かりますが、洗濯機の容量を確認して適切な量で洗うことが大切です。
⑥ 洗濯槽を定期的に掃除する
洗濯物の臭いが気になるときは、衣類だけでなく洗濯機にも目を向けてみましょう。
洗濯槽の裏側には、洗剤の残りや汚れなどが蓄積することがあります。
そのため、洗濯槽クリーナーなどを使用して、定期的に洗濯槽を掃除することが大切です。
洗濯槽の掃除方法や頻度は洗濯機によって異なるため、使用している洗濯機の取扱説明書を確認しましょう。
また、洗濯後は洗濯機のフタを閉めっぱなしにせず、可能な範囲で槽内を乾燥させることも大切です。
⑦ 洗濯物の量や種類に合わせて干し方を変える
すべての洗濯物を同じように干す必要はありません。
例えばタオルは、二つ折りにして干すよりも、できるだけ風が通るように広げて干した方が乾きやすくなります。
厚手の衣類は、ハンガーにかけたあとに生地同士が重ならないようにすることもポイントです。
フード付きの衣類は、フード部分が背中に重ならないようにすると乾きやすくなります。
ちょっとした干し方の工夫だけでも、乾燥時間を短くできる場合があります。
部屋干しするときのおすすめの干し方
部屋干しでは、洗濯物をどこに干すかも重要です。
できるだけ、
「風が通る場所」
を選びましょう。
部屋の隅などに洗濯物を密集させるより、サーキュレーターなどを使って空気を循環させられる場所の方が乾燥させやすくなります。
また、洗濯物を干す高さにも注目してみましょう。
床に近い場所は空気がこもりやすいため、可能なら床から離して干します。
「部屋干し用洗剤なら臭わない」は本当?
部屋干し用として販売されている洗剤も多くあります。
こうした洗剤は部屋干しを想定した成分設計になっている商品がありますが、
「部屋干し用洗剤を使えば絶対に臭わない」
というわけではありません。
洗濯物が長時間濡れた状態になれば、臭いが発生しやすくなります。
そのため、
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- 洗濯終了後すぐに干す
- 風を当てる
- 湿度を下げる
- 洗濯槽を清潔にする
といった対策と組み合わせることが大切です。
一度臭くなったタオルはどうする?
何度洗っても臭いが取れないタオルは、通常の洗濯だけでは臭いが残ってしまうことがあります。
その場合は、洗濯表示を確認したうえで、衣類に適した方法で洗濯することを検討しましょう。
酸素系漂白剤などを使用する方法もありますが、衣類の素材や色によって使用できない場合があります。
使用前には必ず商品の表示や洗濯表示を確認してください。
また、柔軟剤を大量に使用すれば臭いがなくなるというわけでもありません。
洗剤や柔軟剤は、使用量を守ることが大切です。
部屋干しに便利なアイテム
部屋干しの臭い対策では、「洗剤を変える」だけでなく、洗濯物を早く乾かすためのアイテムを取り入れるのもおすすめです。
サーキュレーター
洗濯物に風を当てて、乾燥をサポートします。
扇風機よりもコンパクトなタイプも多く、部屋干し専用として使いやすいのがメリットです。
衣類乾燥除湿機
除湿と送風を組み合わせて、洗濯物の乾燥をサポートする家電です。
部屋干しの頻度が高い家庭では、導入するメリットが大きいでしょう。
部屋干し用の物干し
洗濯物を干すスペースが足りない場合は、室内物干しを用意するのもおすすめです。
折りたたみ式なら、使わないときに収納できます。
部屋干しの臭い対策は「早く乾かす」がポイント
部屋干しの臭いが気になるときは、洗剤だけに注目するのではなく、
「洗濯物をできるだけ早く乾かす」
ことを意識してみましょう。
そのためには、
- 洗濯終了後すぐに干す
- 洗濯物の間隔を空ける
- サーキュレーターで風を当てる
- 除湿機を使う
- 洗濯機に詰め込みすぎない
- 洗濯槽を定期的に掃除する
- 衣類に合わせて干し方を工夫する
といった方法が役立ちます。
特に、「風を当てる+湿度を下げる」という組み合わせは、部屋干しをするときに意識したいポイントです。
毎日の洗濯は、小さな工夫でも負担を減らすことができます。
忙しい共働き家庭や子育て家庭こそ、洗濯を少しでもラクにできる方法を取り入れて、家族との時間を増やしていきたいですね。
まとめ
部屋干しの臭いは、洗濯物が濡れている時間が長くなることなどによって発生しやすくなります。
臭いを防ぐためには、洗濯物をできるだけ早く乾かすことが大切です。
まずは、
「洗濯が終わったらすぐ干す」
「洗濯物の間隔を空ける」
「風を当てる」
この3つから始めてみましょう。
さらに部屋干しの頻度が高い場合は、サーキュレーターや衣類乾燥除湿機などを取り入れることで、洗濯をより快適にできる可能性があります。
「洗濯物を干すのが面倒」「雨の日の洗濯が大変」という方は、自分の家庭に合った方法を取り入れてみてください。
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